今日は休息します

あなたに伝えたい 〜冷えとり体験談と自己探求の旅〜

嫌いなものから自分を知る

ねずみくんのチョッキ展がやっているそうです。

www.poplar.co.jp

私、この絵本ちょっと嫌いなのです。保育園の頃の読み聞かせでいつもモヤモヤ、ムカムカしていたのですよ。

この記事はねずみくんのチョッキを既に読ん

でいる方向けです。少々言葉遣いが悪いです^ ^;

 

ねずみくんのイラストかわいいですよね。でもね、最後のところに思うのは...

ブランコになってみんなで遊べて良かったね☆

じゃ、ねーよ。

結果オーライになったけどさ。

 

それで、私はなぜムカつくのか整理してみました。

子供の頃は絵本読んで感じた事を言葉で表現出来なかったので、今それをやってみようと思います。

「ちょっときせてよ」と言って来るお友達に対して、自分の体よりチョッキは明らかに小さいって分かるだろってつっこみたくなりますが、それよりも!

ねずみくんは、

・嫌な事なのに嫌と言っていない

・大事なものを守るために戦っていない

この二つの事にムカついていたのです。

ねずみくん、嫌じゃないの?

そのチョッキはお母さんが夜なべしたかはわからないけど編んでくれた大事なものじゃないの?ただのチョッキじゃなくてお母さんがねずみくんを想って編んだ、お母さんの気持ちでもあるんじゃないの?

それをあんなノビノビ〜の着れなくなるようにしてしまうなんて、ねずみくん含めお前らふざけんな!そこに一列に並べ!!

ということに至りました。

もう一つ嫌いな絵本があります。これはねずみくんの比じゃないほど嫌い。

タイトルは忘れてしまったけど、ざっくり言うと、女の子がくまの家に迷いこんでしまって、ちょうどよさそうな椅子に座ったら壊しちゃって、ベッドで寝ちゃったけれど起きたら、くま家族に手厚くもてなしてもらったというお話。

なんですが、

私はこぐまの目線で物語を見たわけです。

するとこうなる

「家に帰って来たら、知らない女が自分のベッドで寝てて、自分の椅子を壊されて、親父はその女の為にはひじ掛け付きの立派な椅子を作ってやるのに、自分には背もたれもない簡素なスツールかよ。なんか食事会が始まったけど、おいらだけ背もたれないんですけど。お前らずいぶん外面いいな、おい」

と...。

こぐまがあまりにも不憫で。泣けてくるでしょ。

子供ながらにムカムカしながら読んだの未だに覚えていますよ。

でね、嫌いなのは、図々しい女と外面の良い親父

つまり

自分のことを大切にされていないと感じるとムカつく、ということ。

ほうほう、私は子供の頃からそう思ってたのかー。

言葉にするって楽しいなー。あ、子供が感じた事に対して、それは間違ってるとか批判しないでね。人が感じた事を他人が否定なんてしたら、うらまれるかもしれないから。もしくは解るまで繰り返されると思います。

昔、ある親子を目撃した時思ったんです。

こんな場面でした。

頭をぶつけて泣いてる子に対してお母さんは、「そんなに泣くほどじゃないと思うけどなぁ」だって!

私の心はザワつく。こういう時は子供の気持ちになる。こんなふうに。

「は?それはてめえが決める事じゃねぇ!俺は痛えんだよ!痛えから泣いてんだよ!俺は俺でお前はお前。俺がどう感じたか何でお前が決めるんだよ。っざっけんな」ってね。

この人はこう感じた。それまで。

私はこう感じた。それまで。

一旦切ってこそ、そこから何か出て来るんです。

会話より対話!!

対話のすすめhttps://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/tv/kokuhyou/archive/t_kokuhyou_26.pdf

 

皆さんは子供の頃、どんな事にふざけんなって思ってました?

そこから自分が大事にしてる事が分かったりしますので、怒りって悪くないですよ。

私は感じたことを言葉にできない子供でしたが、マインドフルネスセラピーをきっかけに少しずつ出来るようになりましたよ。

追記

なんと、ねずみくんのチョッキに続編があったのではありませんか!

みどころ

お母さんが、また、ねずみくんにチョッキをあんでくれました。「ぴったりにあうでしょう」とうれしそうなねずみくん。「いいチョッキだね ちょっときせてよ」ぞうさんがやってきますが、今度はねずみくん、きっぱりと断ります!(シリーズ1作目『ねずみくんのチョッキ』とはちがいますよ)「だめだめ。ぞうさんにはおおきすぎてきられないよ」とはっきり言ったねずみくんですが、大好きなねみちゃんに「ちょっときせてよ」と言われると断れません。「ねみちゃんならいいや」と、かしてあげます。ところがねみちゃんは、あひるさんにかしてあげてしまって・・・。やっぱりチョッキはのびてしまう!?ええ、でもそれだけじゃないんですよ。何が起こるのか、あとは、読んでのお楽しみ。「なかなかいいチョッキだ」とご満悦で泳ぐ動物たちの、表情がとってもいい感じです。1作目みたいにねずみくんのしょんぼりした顔を見なくてもすみます(ねずみくんは知りませんからね)。そのかわり必死になるのはねみちゃん、という面白さ。

 また!ねずみくんのチョッキ・みどころ(絵本ナビライター 大和田佳世)より

面白そうじゃねえか!今度はちゃんと断るけど好きな女の子には弱いなんてかわいい。

で、他にも続編がいっぱい、だから!ねずみくんの〜、またまた!~とシリーズになっている。

全部読みたくなっちゃったよ。

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