今日は休息します

あなたに伝えたい 〜冷えとり体験談と自己探求の旅〜

掃除の副産物はけっこうある

大掃除は12月にやるよりも11月にやった方がいいそうです。理由は12月になると寒くて嫌になってしまうからだそう。

今年はコロナ渦で家の掃除に励んだ方も多いのではないでしょうか。やったばっかりだと今年はもう済んだと思っても、時間がたつとやっぱり汚れてくるんですよね。掃除は永遠に終わらない…。

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写真:AC

毎日の掃除の時間、どうせならもっと有意義に

掃除って結構体力使いますよね。冷えとりの本でもこんな風に書かれています。

「やせるため」「運動不足解消のため」という目的のためだけに運動をするのは効果が少ないのです。いくらジョギングやマラソン、エアロビクスをしても、シューズ代や体操着やコーチ料ばかり出費が重なって、効果は思わしくないという人が多いのです。それよりも、家の中で体を使って、やるべき仕事をおっくうがらずにやるほうがずっと効果的です。はきそうじ、ふきそうじをこまめにやればかなりの運動量になるし、家もきれいになって家族も喜ぶし、そしてお金も時間もかからないという具合にいいことずくめなのです。(P160)

新版 万病を治す冷えとり健康法 進藤義晴 著

前半の文は耳が痛いような気もしますが、それぞれ使う筋肉が違うので好きなスポーツならやって損はないと思いますが。

続きがあります。

ただ、運動が片寄るとよくないという問題があります。(中略)右利きだからと言って右の手ばかりを使わないで、左の手も使ってみるのがよいということです。

極端な言い方をする人は、歯を磨く時に左手で歯ブラシを使うだけでも背骨の曲がりが治るといいます。これは運動の片寄りのために内臓が悪くなって、背骨がゆがむわけなのです。だから、片寄りを治すと、内臓が治ってきて、背骨のゆがみが治るというのです。

新版 万病を治す冷えとり健康法 進藤義晴 著

これ読んだときちょっと逸れますが、映画のベスト・キッドで少年が掃除ばかりやらされて、一体いつになったら教えてくれるんだミヤギさん!ってシーンを思い出しました。実は、窓ふきの動きが空手の動きになっていたという、スポコンあるあるシーンです。格闘技で円運動は基本なんですかね。

 これからは私も両手で円運動で拭き掃除しようかな~。効率悪そうだけど。

後日、映画見直したら円運動でやっていたのは床磨とワックスがけきでしたね。

 

掃除は瞑想なんていう人もいますよね。有名なお坊さんが、箒で掃きながらアイツむかつくとはならないと言っておりましたが、過去の私はなりました(笑)

そんな何かしていても負の感情に飲まれてしまうような人は、音楽聴きながら掃除するのがいいですよ。音楽聴くと意識が離れますからね。小学校の頃の掃除の時間も音楽流れていて楽しかったな。

語学学習している人は会話や物語の音声聴きながらもいいと思います。身体動かしながらの方が憶えられるのでね。

掃除で身体を壊さないために、楽なやり方を知りたいなら

以前、清掃の仕事をしていた時は、腰と腕が辛くなることが多かったです。

そこでたどり着いたのが「アレクサンダーテクニーク」。

アレクサンダー・テクニークは, 心身の不必要な緊張に気づき, これをやめていくことを学習します。(中略)

アレクサンダー・テクニークは考えと動きの相互作用をしらべていきますから, たんなるボディ・ワークではないのです。頭と脊椎のあいだのプレッシャーが少なくなれば, アレクサンダーのいう「初源的調整作用」が活性化され, 本来もっている自分の能力が解放されます。首は情報の流通をじゃまする「ネック」でなくなりますから, 頭からの指令が体にとどくのも, 体からの情報が頭にとどくのも, 自由になり, 自分の心身を自由自在に使うことができるようになります。音楽, ダンス, 演劇, スポーツにおけるパフォーマンスが向上し, 人間関係がらくに, 日常生活が快適になり, 病気や痛みが減っていきます。

アレクサンダー・テクニークって何? – JATS 日本アレクサンダーテクニーク協会

パフォーマーが習うようなものって感じがしましたが、とりあえず私はアレクサンダーテクニークの概念と日常生活の疲れない動作について知りたかったので、この書籍を買いました。

イラストでわかる疲れないカラダの使い方図鑑 - 木野村 朱美 -

なぜ疲れるのか、それは"思い込み"の鎖にカラダが縛られているからだそうで。無意識下でする動作は5、6歳までに確立した動きのデータ(感覚)で働くそう。

大人になった今でも5、6歳の身体の感覚で動いていたから無理が生じるわけですね。

この本の良い所は、普段やりがちな「しんどい姿勢とラクな姿勢」をイラストで比較して見れるのでわかりやすい。いかに普段しんどい姿勢をやっていたことかと気づきます。いつもの動作が身体を壊すことにつながる動作だったなんて...。

実際に基本の立ち上がる、座る動作をその通りにやってみますと本当にラクに出来ました。早く知りたかったと思うくらい。

掃除機をかける、床を拭く動作も載っていますし、デスクワークのラクな姿勢についても、日常の動作なら大体載っていますのでお勧めですよ。